岡谷市の地域おこし協力隊員、渡辺陽子さん(36)が養蚕や製糸などシルク関連の絵を入れたエコバッグを作り、岡谷蚕糸博物館でシルク商品購入の特典として配布している。シルクのブランド化を目指す岡谷市の取り組みを広く知ってもらおうと、持ち歩けるエコバッグにした。
エコバッグはリサイクルコットンを使用し、色は淡い赤、生成り、グレーの3種類。桑の木や蚕、繭から糸を取る製糸作業の様子などのデザインをあしらい「OKAYA SILK」などの文字を入れた。
配布は蚕糸博物館か併設する宮坂製糸所の売店で、市などが岡谷シルクブランドとして認証した商品を2千円以上購入した人が対象。5千円以上買った人には桑や蚕をデザインしたキーホルダーも付いてくる。
渡辺さんは「エコバッグを持ち歩き、多くの人に岡谷市の取り組みを知ってほしい」と話している。エコバッグは150個ほど用意し、なくなり次第終了する。