今季初めて諏訪湖に飛来した2羽のコハクチョウ=24日、岡谷市・下諏訪町境

今季初めて諏訪湖に飛来した2羽のコハクチョウ=24日、岡谷市・下諏訪町境

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諏訪湖に愛らしい冬の使者 コハクチョウ今季初飛来

信濃毎日新聞(2023年12月25日)

 岡谷市の諏訪湖畔に24日、コハクチョウ2羽が今季初めて飛来した。地元の「諏訪湖白鳥の会」によると、飛来は50季連続。昨季より2日遅いものの、ほぼ例年通りで来年2月下旬ごろまで姿が見られるという。冬の使者の登場に、湖畔を散歩したり、ジョギングしたりする人たちが足を止め、愛らしい姿を見守った。

 午前6時半すぎ、白鳥の会事務局長の花岡幸一さん(68)が、湖に注ぐ横河川河口付近でコハクチョウを確認。2羽は成鳥のつがいとみられ、時折羽を広げたり首を水の中に入れたりしながら、優雅に湖を泳いでいた。

 クリスマスイブの飛来に「サンタが連れてきてくれたかな」と花岡さん。朝の散歩中に飛来に気付き、自宅まで一眼レフカメラを取りに戻ったという岡谷市南宮の松島壮吉さん(81)は「そろそろ来るかなと楽しみにしていた。忘れずに覚えていてくれているんだな」と喜んでいた。

 白鳥の会によると、1月下旬から2月上旬にかけて最も飛来数が増える。餌をあげたりせず、静かに見守ってほしいとしている。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023122500113
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