大法寺の境内を照らす竹灯籠

大法寺の境内を照らす竹灯籠

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「ゆく年くる年」十二支あしらった竹灯籠 青木村の大法寺、境内や参道照らす

信濃毎日新聞(2023年12月30日)

 青木村の大法寺で、竹灯籠が境内や参道を照らしている。村の有志でつくる「竹灯(あか)りの会」が年末年始に癒やしを届けようと始めて4回目。今回は「ゆく年くる年」をテーマに、十二支をデザインした竹灯籠をメインに約40基を配置した。

 十二支の竹灯籠は8、9月に村内で点灯したものを手直しした。表裏で異なるデザインを施している。ウサギの灯籠は表面では1匹が月を見上げ、裏面は空を仰ぎ見る2匹が並ぶ。花や虫、春夏秋冬を表現した灯籠もある。

 会長の上原美智子さん(67)は「動物を描いているので子どもも楽しめる。十二支について話題にしながら親子で会話を弾ませてもらいたい」と呼びかけている。

 2020年に結成した竹灯りの会は高齢の会員が中心のため今回で解散するが、大法寺での点灯は来年以降も続ける考え。上原さんは「これまでの作品を活用するなどしていきたい」と話している。

 点灯は来年1月3日まで。午後5~8時(大みそかの夜は元日午前1時まで)。

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