飯山市外様地区で31日、かまくらの中で飲食する「レストランかまくら村」がオープンした。雪が積もった水田に26基のかまくらが並び、3月1日までの金、土、日曜日と祝日に市特産の豚肉「みゆきポーク」やシメジ、エリンギなどが入ったみそ味の「のろし鍋」を有料で提供する。
レストランは信州いいやま観光局が運営。大阪府豊中市の中井洋介さん(38)はインターネットを見て家族5人で初めて訪れた。かまくらの中は風が当たらず、それほど寒くないと言い、「(かまくらは)どうやって造ったんだろう」などと話していた。
かまくらは直径2メートルと3メートルの2種類あり、地元住民らでつくる「かまくら応援隊」が設けた。会場で14、15日に開く「かまくら祭り」では、1カ月後に迫る北陸新幹線(長野経由)飯山駅開業を祝い、長さ40メートルの新幹線車両のかまくらも登場する予定だ。