飯山市内の各地で14、15日、雪に関係するイベントが開かれる。北陸新幹線(長野経由)飯山駅開業を1カ月後に控え、各イベントの関係者は例年以上に熱が入り、来場を呼び掛けている。
市中心部で開く「いいやま雪まつり」は、メーン会場の城北グラウンドに幅14メートル、高さ11メートルほどの雪像が登場する。会場周辺には、各区や住民団体、高校生らが作った雪像が並ぶ計画だ。花火の打ち上げなどがあり、新幹線沿線の特産品を販売するコーナーも設ける。15日は、雪玉を三つ重ねた「スノーマン」を1時間に1500個作る目標を立て、世界記録に挑戦する。
14日は午前9時半〜午後8時半、15日は午前9時半〜午後3時半。実行委員長の坂東武文さん(42)は「例年以上にイベントが盛りだくさん」とアピールしている。
雪まつりに合わせ、本町商店街協同組合は、市特産のアスパラガスをイメージしたキャラクター「アスパラン」の着ぐるみを作った。当日は本町ぶらり広場で来場者を迎える。今後は新幹線関連の催しにも登場する予定だ。
信濃平では「かまくら祭り」がある。住民有志の「かまくら応援隊」が、長さ40メートル、幅4メートル、高さ3メートルほどの新幹線車両のかまくらをつくっており、12日は約20人が仕上げの作業をしていた。新幹線のかまくらは中に入ることもできる。14日は午前10時〜午後8時、15日は午前9時〜午後2時。
中野市や長野市方面からの玄関口となる秋津では「秋津雪だるままつり」がある。国道交差点近くには大きな雪だるまが登場する。当日は豚汁を振る舞う。14日は午前8時〜午後4時、15日は午前8時半〜午後2時。