第17回長野マラソン(日本オリンピック委員会、日本陸連、長野県、長野市、信濃毎日新聞社主催、NHK共催)は19日、長野市の長野運動公園から長野オリンピックスタジアムまでの42・195キロで行った。過去最多の9558人が出場し、完走者も最多の8372人(完走率87・59%)。男子はヘンリー・チルチル選手(ケニア)が2時間11分39秒で制し、女子はベアトリス・ジェプケンボイ選手(ケニア)が2時間34分2秒でともに初優勝した。
市民ランナーの人波が春の信濃路を走り抜けた―。長野オリンピックを記念して始まった第17回長野マラソンは19日、長野市で行われ、過去最多の9558人が参加した。北陸新幹線(長野経由)の金沢延伸に、7年目に1度の善光寺御開帳が重なり、表参道の中央通りは朝から大にぎわい。沿道から盛んに声援が送られ、市民ボランティアのおもてなしが今年も大会を支えた。