東北信地方の日本酒を試飲したり、地元食材を使った料理を味わったりする初のイベント「うまいもんと地酒信州SOUL(ソウル)2015」(実行委員会主催)が21日、中野市東山の志賀泉酒造であった。市内のほか長野市や上田市、飯山市、山ノ内町の計10蔵と中野市内のワイン醸造所が持ち寄った試飲コーナーが好評だった。
試飲コーナーは当日券で1人2千円。参加者は受付で受け取ったオリジナルちょこに好みの日本酒を注いでもらい、銘柄ごとに異なる香りや味わいを満喫した。銘柄が隠された日本酒1種類を飲み、試飲で提供された20種類のうちどの銘柄かを当てる利き酒大会も盛況だった。
中野市産のトウガラシの一種「ぼたんこしょう」を使ったつくねや、信濃町産の地鶏の空揚げなどの料理の販売も好評。中野市産の農産物の販売もあった。
試飲をしていた上田市住吉の会社員横井浩史さん(25)は「銘柄ごとに味が違って面白い。日本酒の勉強にもなる」と話した。