東御市の上信越道下り線東部湯の丸サービスエリア(SA)に15日、上田市と長野市の観光パンフレットなどをそろえた「真田ゆかりの地観光案内所」がオープンした。10月末までSAを利用する観光客らに、両市にある戦国大名・真田氏ゆかりの観光情報などを提供する。
東日本高速道路関東支社佐久管理事務所がSA施設の隣に設置した。広さ約40平方メートルの和風建物の案内所で、上田、長野両市の観光パンフレット約30種類や真田氏ゆかりの観光地を写真入り地図で紹介したパネルがあるほか、上田市の観光スポットをまとめた映像を流すモニターを設置している。上田市の上田城跡北観光駐車場が混雑するのを防ぐため、市内の民間駐車場の地図も置いた。今後は市内の駐車場を紹介するポスターも掲示する。
夫婦で上田市へ旅行に訪れた山口秀夫さん(76)=相模原市=は「休憩しながら現地の詳しい情報を得られるので便利」と喜んでいた。観光案内所の営業は午前9時〜午後5時で、開設期間中は無休。