ツツジが見頃を迎えている塩尻市北小野の勝弦（かっつる）公園で１４日、初めての「つつじ祭（まつり）」が開かれる。ツツジは住民有志でつくる「さつき会」が手入れしており、多くの人に楽しんでもらおうと同会や地元の勝弦区などが企画。手打ちそばの販売や野菜の直売などを予定している。

　公園は小高い丘の一帯にあり、濃いピンク色のクルメツツジや赤いキリシマツツジなど約４００本が色鮮やかな花を咲かせている。さつき会は２年前、地元の１０人ほどで結成。伸びた枝を切って花を見えやすくしたり、公園内に遊歩道を整備したりしてきた。

　当日の催しは午前１０時〜午後３時。住民有志の「かっつるクラブ」が栽培した「信州ひすいそば」を打って提供する。地元で採れたレタスなどの野菜、山野草も販売。フリーマーケットの出店もある。

　さつき会事務局の吉江政英さん（６９）は「ちょうど見頃なので、ぜひ多くの人に見てほしい」と期待している。