8月11日に今年初めて迎える国民の祝日「山の日」を控え、松本市安曇の北アルプス上高地などで開く第1回「山の日」記念全国大会の実行委員会は、中央道や長野道のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)で記念キャンペーンを始めた。中日本エクシス八王子支店(東京)と連携し、SA・PAでの買い物や食事に使える千円分の割引券付き「アルプスビューマップ」を長野、山梨両県で配布する。
「アルプスビューマップ」は、中央道や長野道から見える山々の位置を掲載。両県の道の駅や市町村窓口、宿泊施設など200カ所余で計7万枚を配る。割引券は長野道梓川SA(安曇野市、松本市)―中央道談合坂SA(山梨県上野原市)間のSA・PAで、9月末まで使える。
一方、沿線13のSA・PAのレストランなどでは限定メニューを提供。梓川SA上り線は「北アルプス槍ケ岳のローストビーフ丼」(1300円)、双葉SA(山梨県甲斐市)上り線は「富士山カレー」(800円)などを用意する。8月末まで。
7月31日、8月7日にはともに梓川SAでアルプホルンの演奏もある。実行委事務局の松本市山の日記念大会推進室は「SA・PAから山を眺め、山に親しむきっかけにしてほしい」と期待している。