山ノ内町の志賀高原観光協会は21日、第50回ミス志賀高原コンテストを同高原の特設ステージで開いた。開催半世紀の節目を記念して、歴代のミスたちが審査員を担当。最優秀のグランプリには、東御市出身の立教大2年、北野育穂さん(19)=埼玉県新座市=が輝いた。
全国から60人の応募があり、書類審査を通過した19〜29歳の11人がこの日の審査に臨んだ。浴衣姿で志賀高原の思い出や趣味を紹介し、ミス志賀高原としての活動への意気込みを元気にアピールした。歴代ミスの15人を含む審査員41人が、爽やかさや健康さなどを評価。それぞれふさわしいと思った候補者3人に投票し、グランプリ、クラウン、クイーンを決めた。
北野さんは表彰式で「50回目に選ばれた意味を考えて志賀高原をRPしていきたい」。クラウンには同町渋温泉の旅館「さかえや」に勤務している同町の梅沢有里さん(22)、クイーンには立教大2年の荒木怜奈さん(19)=東京=が選ばれた。
3人の任期は1年。志賀高原のパンフレットのモデルを務めるほか、県内外の催しでPR活動に励む。