第111回長野えびす講煙火大会(長野商工会議所、長野商店会連合会主催)は23日夜、長野市の犀川河川敷で開いた。1万3千発の花火が夜空を彩り、観客から拍手が沸き起こった。
午後6時ごろ、来場者のカウントダウンに合わせて開幕。県歌「信濃の国」が流れる中、特大スターマインが次々に打ち上がると歓声が上がった。「全国十号玉新作花火コンテスト」では、2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムに使われる市松模様をイメージした作品や、白や青といった色にこだわった花火が来場者の目を楽しませた。
長野の午後7時の気温は1・9度。友人と2人で訪れた長野市の会社員鈴木美帆さん(27)は「寒さが厳しい分、いつもよりもきれいに見える気がする」と話していた。
主催者発表によると、例年並みの約40万人が観覧した。