飯山市のJR飯山駅前に大きなかまくらが登場し、駅利用者や観光客らに人気だ。13日は駅を訪れた観光客や利用者が雪遊びをしたり、記念撮影したりして楽しんでいた。
かまくらは高さ約3メートル、幅約3・5メートル。市外様地区などの有志22人でつくる「かまくら応援隊」が昨年12月下旬、市内の斑尾高原からトラック3台で5往復して50トンの雪を運んで造った。室内空間となるバルーンを置いて周囲に除雪機で雪を飛ばして踏み固めていった。完成後も隊員が雪を踏み固めて、かまくらの形を保っているという。
外様地区では2月11、12日に「かまくら祭り」が開かれる。隊長の平井勝美さん(72)は「雪国の暮らしの魅力を知ってほしい」と話している。