飯山市のJR飯山駅併設の観光案内所で、下水内郡栄村に伝わるわら細工「猫つぐら」のミニチュアと小さな猫をセットにした土産品が売り出され、観光客の目を引いている=写真。
案内所が「土産用に小さくできないか」と同市温井(ぬくい)集落の女性でつくる「温井わらの会」に提案。手のひらにちょこんと載るサイズのつぐらを作ったところ、「つぐらだけでは寂しい」と集落の別の女性が猫を作った。
つぶらな瞳がかわいらしい猫は和紙などで製作。同会の村山由美子代表(66)は「地域に手先の器用な人がこんなにいたとは大発見でした」。1セット1944円。