中野市の一本木公園で13日、「秋のバラまつり」が始まった。今年の厳しい夏を乗り越えて咲いた赤やピンク、白紫や黄など色とりどりのバラの大輪や180種のダリアが、来場した親子連れや観光客の目を楽しませている。
公園を管理する一般社団法人「一本木公園バラの会」が主催。開会式では、市内の愛好家らでつくるローズフェスタ合唱団がシューベルトの「野ばら」などを伸びやかな声で歌い上げ、祝った。
同会によると秋に咲くバラは大きく、花持ちも良い。園内では「ニキータ」の深紅の花や「エスメラルダ」のピンクの花が見頃。芳川博成理事長は「今夏は水やりなどの管理が大変だった。会員が丹精して世話したバラをぜひ見てほしい」と話している。
21日までの午前9時~午後4時。入園無料だが、駐車場は有料(普通車1台500円など)。問い合わせはバラの会事務局(☎0269・23・4780)へ。