木彫作品を中心に日本画なども並ぶ太田南海展

木彫作品を中心に日本画なども並ぶ太田南海展

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お話しながら作品鑑賞を 松本市美術館がトークフリーデー

信濃毎日新聞(2018年11月22日)

 松本市出身の彫刻家太田南海(1888〜1959年)の生誕130年を記念した特別展(信濃毎日新聞社など主催)を開催中の市美術館は23〜25日、館内で自由に会話しながら展示を鑑賞できる「トークフリーデー」を催す。普段は他の来館者に迷惑にならないよう静かな鑑賞を呼び掛けているが、家族連れなどにも周りに気兼ねなく楽しんでほしいと初めて企画した。

 太田南海展だけでなく、同市出身の前衛芸術家、草間弥生さん(89)の作品をはじめとする常設展もトークフリーデーの対象となる。同館学芸員の堀井真美さん(31)は「1人でじっくり見るのも美術館の楽しみ方の一つだが、一緒に来た人と会話したり、共感したりしながら楽しんでみてほしい」と話している。

 午前9時〜午後5時。太田南海展の入館料は大人千円、大学・高校生と70歳以上の松本市民600円。23日は午前10時半から学芸員が来館者と対話しながら展示会場を回る企画もある。申し込み不要で、企画展示室前に集合する。問い合わせは市美術館(電話0263・39・7400)へ。

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