松本市大手４でイタリアンレストラン「ピッツェリアアレッタ」を経営する赤羽勇治さん（２８）が、１１月１８日に栃木県で開かれた今年の「ジャパンピザエキスポ」に出場し、歴代優勝者４人で競う部門で優勝した。ピザ回しなどの技術を競う大会で「日本のチャンピオンになれた実感があり、自信が持てた」と喜んでいる。

　ピザエキスポは、世界大会で優勝経験がある赤荻一也さん（３７）＝栃木県＝が会長を務める「レッドジャパンピザ職人協会」の主催。赤羽さんは昨年、７人で競ったシングルアクロバット部門で優勝し、今年は同部門の歴代優勝者が競うマスターズ＋グランデ部門に出た。

　今大会では、音楽に合わせてピザを指先で回したり、５００グラムの生地を５分間で大きく延ばす技を披露したり。２０１５〜１８年の優勝者４人のトップになった。

　店でも毎週土曜日に技を披露する赤羽さん。「歓声がすごくてやる気が出た」と振り返り、来年も出場して「２連覇して防衛したい」と意気込んでいる。