東御市の信州とうみ観光協会が、市内のワイナリー(ワイン醸造所)などを巡る交通手段として企画した「とうみワインタクシー」が27日から運行を始める。通常料金より割安という2時間1万円でタクシーが貸し切りとなり、ワインの飲み比べを楽しめる。同協会はホームページなどで予約を受け付けている。
市内のカクマハイヤーと、しげのマツバタクシーが運行。出発地は同市のしなの鉄道田中駅か、小諸市の同小諸駅。東御市産ワインなどの情報発信拠点「ワイン&ビアミュージアム」を経て同市内を巡るコースか、小諸市内を中心に巡るコースを選ぶ。
訪ねるワイナリーは自由に選べる。予約が必要な場合は利用者が各ワイナリーに連絡する。同協会はホームページに各ワイナリーの基本情報を掲載し、所要時間の目安などの相談に応じる。
基本的に無休で運行し、時間も選べる。信州とうみ観光協会は「限られた時間の中でいろいろな場所に行って楽しんでほしい」としている。4日前までの予約が必要。問い合わせは同協会(電話0268・62・7701)へ。