長野市の中央通り一帯で3日、恒例の「善光寺花回廊ながの花フェスタ2019」が3日間の日程で始まった。テーマは「花開く新時代へ夢をのせて」。鮮やかな花々で彩られた通りは大型連休を楽しむ人たちであふれ、約15万本のチューリップの花びらを路上に並べた「花キャンバス」では、新元号「令和」の額を手に記念撮影をする人たちが列を作った。
花キャンバスは長さ約40メートル、幅5・7メートル。新時代への願いを模様で表現し、約210人のボランティアで作った。
長野市や地元商店会などによる実行委主催で18回目。宵野間信行実行委員長は「予想以上の人出。にぎやかで楽しい街という印象を持ってほしい」と話した。市民がチームを組んで作った花の地上絵や、北信地方にある三つの農業高校の生徒が約1万個の花鉢を並べて虹を表現した作品などもある。