野沢温泉村が同村虫生の国道117号沿いに建設した「道の駅野沢温泉」が31日、オープンした。農林産物直売所や地元農産物を味わえるレストランなどを目当てに、地元住民をはじめ村内外から大勢の人が立ち寄った。
施設内は野沢菜漬けやコメなどを求める人でにぎわい、星野昌誉(あきひろ)駅長が「予想以上の混みようだ」と驚くほど。昼ごろになると約40席のレストランは満席になった。地元の喫茶店や、同村と交流のある東京都稲城市や千葉県御宿町もブースを設けて、道の駅のオープンを盛り上げた。
大学4年で同村出身の島田優香さん(21)=新潟市=は、里帰りついでに祖父と訪れ「きれいな施設でよかった。村の盛り上がりにつながればいい」と話した。