信州いいやま観光局(飯山市)は、飯山市内の農家を応援しようと、観光局が運営する通販サイト「飯山謹製堂」で農産物を販売している。新型コロナウイルスの影響で、イベントの中止や飲食店の休業などが相次ぎ、販売先が減っている農産物の需要を増やそうと企画。現在はシャクヤクやアスパラガスを販売している。
ながの農協(本所・長野市)みゆき野菜花き集荷所(飯山市常盤)から相談を受けた飯山市が仲介した。シャクヤクの販売は6月5日までで、10本セット(税込み5005円)と20本セット(同9130円)。アスパラガスはお盆ごろまでで、10束セット(同3500円)と20束セット(同4800円)で販売している。
観光局は「少しでも農家の力になって、飯山の素晴らしい農産物をアピールできればいい」と話している。問い合わせは道の駅「花の駅・千曲川」(電話0269・62・1887)へ。