信濃町の野尻湖近くにあるゲストハウス「LAMP野尻湖」が、北欧フィンランドで盛んなサウナが体験できる小屋「ザ サウナ カクシ」をオープンした。昨年2月に1棟目を開設したところ、県外客に人気で増設した。
フィンランド式サウナは、まきストーブで熱した石に水を掛け、蒸気を発生させるのが特徴。湖畔にある立地や気候を生かし、サウナで温めた体を近くの川や雪で冷やし、自然を体感できるのが売りだ。1棟目は多い月で千人を超える利用者があったという。
カクシでは、石に水を掛けると室内の温度は80〜85度になるという。ストーブの上に積む石の量を1棟目の2倍に当たる約600キロとし、熱を蓄えやすいようにした。2階建てにしたことで、熱が上がる2階と1階で異なる温度も楽しめるという。ランプの野田雄一さん(26)は「理想のサウナが完成した。リフレッシュしに来てほしい」と呼び掛けている。
営業は4部制で午前11時半、午後2時、4時半、7時から各2時間。完全予約制で料金は1人1500円。月、火曜定休(祝日は営業)。問い合わせはランプ(電話026・258・2978)へ。