小諸市と一般社団法人こもろ観光局はネット通販大手の楽天と連携し、市内の観光スポットなどを巡るスタンプラリーを行っている。アプリ「楽天チェック」をダウンロードし、対象スポットを訪れてポイントをためる仕組み。旅行客を呼び込むとともに、市民らに近場の観光旅行「マイクロツーリズム」を促す。
対象スポットは懐古園や停車場ガーデン、美術館、ワイナリーなど10カ所。アプリを起動し指定場所でボタンを押すと、1カ所につき10ポイント分のスタンプが押印される。さらにスタンプ数に応じて、最大600ポイントを追加でもらえる。
11月1日まで。アプリの利用には楽天への登録が必要。ポイントはインターネットでの買い物などに使える。スタンプラリー参加者のうち、抽選で25人に3千円相当の特産品を贈る。
市商工観光課は、マイクロツーリズムの推進には住民が観光地に足を運ぶきっかけが必要だと指摘。「アプリの利用者が観光スポットで買い物をすれば、波及効果も期待できる」としている。