信濃町の信州しなの町観光協会は31日まで、町内の観光施設や飲食店を巡るデジタルスタンプラリーを行っている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で観光客が減る中、施設や店の魅力を改めてアピールする狙い。スマートフォンで電子スタンプを集めて応募すると、特産品が抽選で当たる。
専用アプリをダウンロードして、黒姫、野尻、斑尾各地区のペンションや道の駅、スキー場、そば店など50地点を訪ねると、位置情報から自動的に電子スタンプを集められる。三つ集めると1回応募できる。応募は2回まで。
特産品は、黒姫高原牧場のヨーグルトの詰め合わせ(4千円相当)、雪の中で寝かせて甘みを増したキャベツなど冬野菜のギフト(同)、地酒(3千円相当)。この中から希望の品を選んで応募する。期間終了後に抽選で計100人に贈られる。
町から110万円の補助を受けた。同協会は「近場の人にも、冬の野尻湖や黒姫高原の絶景を楽しみながら町を巡ってほしい」としている。