2日朝、諏訪の最低気温は氷点下11・2度と今冬一番の冷え込みとなり、諏訪湖の湖岸の氷の範囲は前日より広がった。午前6時45分ごろ、諏訪市豊田の舟渡橋近くには、毎朝監視を続ける八剣神社(諏訪市小和田)の総代に加え、宮坂清宮司(64)の姿も。冷え込みを察して見回りに訪れたという。
国立天文台(東京)によると、2日の長野県の日の出は午前6時49分。大寒の1月20日より10分近く早まった。日照時間が長くなる中、全面結氷にはさらに冷え込みが必要だ。宮坂宮司らは湖面を見つめ、「冷え込みが続いてくれればいいが」などと話していた。