JR東日本長野支社は27日、飯山線で4月に運行を始める観光列車「おいこっと」の試乗会を開いた。日本の古里をイメージした車内では、もんぺ姿のアテンダントによる野沢菜の振る舞いなどがあった=写真。
床や天井は木目調で、シートは座布団のような柄。参加した旅行代理店関係者らに、車内では沿線の住民グループがオカリナで唱歌「故郷(ふるさと)」を演奏し、停車した駅では地酒が振る舞われた。
長野―十日町間で4月4日から土日を中心に運行予定。同支社観光開発課の海野高稔(たかのり)課長(56)は「スピードのある北陸新幹線だけでなく、ゆっくりのんびりした旅で疲れを癒やして」。