木島平村上木島の国道403号沿いに5月1日、道の駅「FARMUS(ファームス)木島平」が開業する。施設を運営する村民出資の会社「農村木島平」は開業と大型連休が重なることを受け、オープニングイベントと銘打って3日まで各種催しを開催。多くの入り込みを期待している。
1日は午前11時に開業。交流ホールで式典を開くほか、手打ちそばの振る舞い(150食)などがある。3日午後6時半からは東京を拠点に活動する団体が短編アニメ映画を上映する。3日までの期間中は村内や近隣市町村、村と交流がある都市の愛好団体が太鼓や踊りなどを発表する。
直売所では、村と交流がある都市のブースを設ける。1、2日は東京都八丈町のくさやや、焼酎などを販売。2、3日は静岡県袋井市、1〜3日は浜松市の土産品が並ぶという。
施設内のテントブースでは6日にかけて、村内外の各種団体が手すき和紙の体験会を開いたり手芸品、Tシャツなどを販売したりする。
施設ではワークショップ(参加型講座)にも力を入れる。おやき作りやそば打ち体験、外部講師を招いた講習会を予定している。また、絵本の読み聞かせやしめ縄作りといった催しも開くという。
同社は「農産物が少なくなる冬場も交流関係の都市と協力して商品をそろえ、一年を通じて楽しめる施設にしたい」と話していた。