諏訪商工会議所や旅館、観光関係者らでつくる「諏訪魅力UP(アップ)委員会」は15日、諏訪市郊外の霧ケ峰まで自転車で登っていくと、ソフトクリームが無料で食べられる催しを始めた。自転車愛好家に「天空のサイクリングロード」(事務局)と宣伝し、サイクリングの目的地として霧ケ峰を印象づける狙いだ。
7月第4日曜日の「信州山の日」を挟み、8月14日まで行う。岡谷市のタカヤマサイクル、諏訪市のウエハラサイクルで参加証を事前に入手し、霧ケ峰インターチェンジまで自転車で訪れると、店舗「霧ケ峰ビーナス」でソフトクリームがもらえる。
参加者には、無料通信アプリのLINE(ライン)やフェイスブックなどのSNS(会員制交流サイト)に、高原でソフトクリームを食べる写真などを載せてもらう。首都圏や中京圏の自転車愛好家へのPR効果を期待する。
普段から霧ケ峰までのサイクリングに親しむタカヤマサイクルの高山真さん(47)は「いい汗をかき、達成感も得られる。高原で食べるソフトクリームは最高」。初心者でも、諏訪湖周辺から3時間弱で到着できるという。
無料。先着100人。ルートは自由に選べる。完走証として特製ステッカーも渡す。問い合わせは諏訪商工会議所の中沢さん(電話090・2311・0989)へ。