下諏訪町の日本電産サンキョーは4日、3月に開館する「日本電産サンキョーオルゴール記念館」(旧諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館)のロゴマークと、公募で決めた「すわのね」の愛称を発表した。館正面の看板やパンフレットなどに使っていく。
デザイン会社に依頼したロゴマークは、オルゴールを生み出す職人の手の上に、部品の櫛(くし)歯や突起の付いたディスク、音符や星をあしらった。愛称には県内外から453件の応募があり、「諏訪のまちから奏でられる音色」をイメージした東京都の50代男性の案を選んだ。
旧奏鳴館は1996年、町が旧役場跡地に開設。民間の指定管理者が運営していたが、サンキョー側の申し出に応じ、建物などを同社に貸すことになった。3月18日に開館の式典を開く。