下諏訪観光協会は今春も、下諏訪町内の旅館や観光施設などが一斉にひな人形を飾り付ける催し「下諏訪ひな街道まつり」を開いている。12会場で、桃の節句にちなんで江戸時代以降のひな人形を展示したり、期間限定の弁当や和菓子を出したりする。3月31日まで。
和菓子店の美土里屋は2月13日から3月上旬まで、桜餅や、ひな人形を模してようかんでできた着物をまとったまんじゅうを販売。旅館の奴(やっこ)、中川旅館、桔梗屋と飲食店の「食事処鐵(てつ)」は2月26日から3月13日まで、特製の弁当や御膳を出す。
諏訪湖時の科学館・儀象堂や歴史民俗資料館、今井邦子文学館、伏見屋邸では、江戸時代から昭和時代に家庭で飾られていたひな人形、手作りの桃の飾りなどを展示する。
まつりは2013年から毎年開いている。会場や日程、地図を載せたチラシを町内の観光施設などで配っている。問い合わせは下諏訪観光協会(電話26・2102)へ。