しなの鉄道(上田市)は、戦国大名・真田氏にちなんだ観光列車「ろくもん」の上下線それぞれの始発駅となる長野駅と軽井沢駅で、客が乗車する際に客室乗務員がホームでほら貝を吹く演出をしている=写真。
真田氏が出陣時、ほら貝を吹いたとされることにちなみ今月導入。正しい音色を出すには、唇の震わせ方にこつが必要という。客室乗務員の飯島実加さん(23)は「インターネットの動画を見ながら、練習を続けています」。
ホームに突然響く戦国時代風の音色に、兵庫県宝塚市の女性(58)は「びっくりしたが旅行が盛り上がる」とうれしそう。