上田地域の自然などを紹介した観光パンフレット

上田地域の自然などを紹介した観光パンフレット

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「真田丸」に続く誘客戦略 上田地域、大自然でぬかりなく

信濃毎日新聞(2017年3月23日)

 上田地域観光協議会(事務局・上田地域広域連合事務局企画課)は、JRや県内自治体などが7月から展開する大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」向けの観光パンフレットを作成した。前回作ったパンフは、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせて、真田氏ゆかりの史跡や施設を中心とする内容だったが、今回は、地域の大自然を前面に打ち出した構成に一新した。

 「ふらっと、感動。気負わず大きな風景に出会う旅」をテーマに、軽装で気軽に立ち寄れる自然豊かな観光地を中心に紹介。読み手に各観光地を身近に感じてもらおうと、その地域で活躍している人が魅力や思いを語っている。

 巻頭では菅平、湯の丸、美ケ原の各高原を植物の写真とともに掲載。美ケ原高原については、地元の宿泊施設経営者が「遮るものが周囲になく、全方向に見える山々や星空を楽しめる」と紹介している。

 神秘的な力があるとされる「パワースポット」として地域の巨木を特集。上田市別所温泉の「愛染(あいぜん)カツラ」、同市御嶽堂の「義仲桜」、小県郡青木村当郷の「大法寺のカヤの木」などを取り上げた。

 女性の一人旅を想定した旅行記もあり、1泊2日で地域内4市町村を巡っている。観光客の消費喚起のため、地域内で醸造されているワインと日本酒を集めた「お土産図鑑」も載せた。

 担当した企画課の小泉文明課長補佐は「自然をはじめ温泉、食、神社仏閣など地域内の各市町村が持つ魅力を複合的に組み合わせることで旅の楽しみが増える」とPRしている。A4判、34ページ。2万部を印刷した。

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