蓼科高原映画祭の事前イベントで、映画「岳」の上映会に訪れた人たち

蓼科高原映画祭の事前イベントで、映画「岳」の上映会に訪れた人たち

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初回は「岳」でPR 蓼科高原映画祭の事前イベント

信濃毎日新聞(2017年6月19日)

 晩年に茅野市蓼科高原を仕事場とした映画監督小津安二郎(1903〜63年)にちなむ「第20回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」(9月16〜24日)の事前イベントが18日、茅野市で始まった。20回目の節目に向け、若者の映画への関心を呼び起こし、映画祭ファンの裾野を広げる狙いで初めて企画。映画上映会など計11回の予定で、初日は登山愛好者向けに、県内を舞台に山岳救助ボランティアの姿を描いた映画「岳(がく)」をJR茅野駅近くの新星劇場で上映した。

 上映は午前10時からと午後2時からの2回で、料金は500円。市内の9小学校全てにチラシを配った効果もあり、親子連れを中心に計約200人が来場した。

 劇場前では、八ケ岳連峰にある32の山小屋などでつくる八ケ岳観光協会が、会員の山小屋に泊まった親子連れのうち、子どもの宿泊費を無料にする「八ケ岳キッズプロジェクト」(7〜10月)をPR。救助活動用のヘルメットやザイルなども展示し、来場者が写真を撮影していた。

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