上田・須坂市境にある根子岳(2207メートル)山頂に、雪や氷に覆われて巨大なモンスターのようになった樹氷が林立している。
上田市菅平高原のスキー場「奥ダボススノーパーク」が、ゲレンデから雪上車「スノーキャット」で山頂付近まで約25分かけて上るツアーを実施。今年は今月1日から開始し、週末には写真愛好家やスキー客らが1日に200人ほど参加するという。
同スキー場の担当者は「樹氷の形は、風の向きや付着する雪の量で変わる。今年は湿った雪が降り、よく雪が付着してボリューム感が出ました」。山頂付近からは、天気が良ければ樹氷越しに長野市や上田市などの市街地が見渡せ、富士山も眺めることができるとし、「雄大な眺望と併せて楽しんでほしい」とPRしている。