星空観望会であおむけになって星を眺める人たち

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近づく火星、高鳴る原村 31日「大接近」観望会

信濃毎日新聞(2018年7月24日)

 星空の眺めの美しさを発信している原村の八ケ岳自然文化園が、31日に15年ぶりに「大接近」する火星の観察を通じ、独自の星空観望会や「原村星まつり」をPRしている。火星は31日午後4時50分に地球まで5759万キロの距離に近づき、日本では午後7時前から観察が可能になる。既に普段より明るく輝く姿を見ることができるといい、同文化園は「宇宙に興味を抱くきっかけに」としている。

 火星は太陽の周りを楕(だ)円軌道を描いて公転し、その内側を地球は円に近い軌道でより速く公転。国立天文台(東京)によると、火星はほぼ2年2カ月ごとに地球に「最接近」するが、その距離は毎回変わる。最接近のうち、特に近づく場合を「大接近」と呼び、前回は2003年8月27日。約6万年ぶりに5576万キロまで近づいた。

 八ケ岳自然文化園は4〜12月に月1回ずつ星空観望会を開いているが、7月は15、21、31日の3回に増やした。諏訪地方などの天体愛好家でつくる「原村星の降る里同好会」の会員が季節の星座を解説したり、望遠鏡の扱い方を教えたりしている。

 21日は約60人が参加。午後9時前からござに横たわって夜空を見上げた。「あ、火星が出てきましたよ」。同好会の堀内重樹さん(68)=下諏訪町=が遠くの赤い星をレーザーポインターで指すと、参加者は一斉に目を向け「本当に見える」。堀内さんは「(火星の大接近の)ピークから1カ月くらい観察し、変化を楽しむのもいいですよ」と助言した。

 星まつりは同園などでつくる実行委主催で8月3〜5日。望遠鏡メーカーなどが出店する恒例行事で、プラネタリウムや望遠鏡の手作り講座もある。25回目で、同好会員が火星の大接近を解説する。

 一方、同文化園内のプラネタリウムでは7月31日まで火星大接近について紹介する映像を投影。午前9時15分、午後1時15分、同4時15分の3回で、大人800円、小中学生500円。観望会などの問い合わせは同文化園(電話0266・74・2681)へ。

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