歌川広重展1万人目の記念品を受け取る廣田さん親子=8月16日、福井県福井市の福井市美術館

歌川広重展1万人目の記念品を受け取る廣田さん親子=8月16日、福井県福井市の福井市美術館

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歌川広重展来場者1万人突破 親子に記念品、福井市美術館

福井新聞(2018年8月17日)

 福井市美術館で開催中の企画展「平木コレクション 歌川広重の世界-保永堂版東海道五十三次と江戸の四季」(同館、福井新聞社、福井テレビでつくる同展実行委員会主催)の来場者が8月16日、1万人を突破した。

 1万人目は福井市の廣田康恵さん(49)ら親子。美術館のロビーで拍手で迎えられ、石堂裕昭館長から記念品として図録や広重の作品をプリントした風呂敷などを受け取った。廣田さんは「有名でなじみがある広重の作品を自分の目で見たかった」と子ども2人を誘って来館。「風景の描き方が独特で面白い」と早速作品を観賞していた。

 江戸時代を代表する浮世絵師、広重の名品を貴重な初摺(しょずり)で楽しめる企画展。東海道五十三次の保永堂版の初摺全55点をはじめ、ゴッホや印象派の画家に影響を与えた晩年の「名所江戸百景」など、153点を紹介している。会期は9月2日まで(8月20、27日は休館)。

 関連イベントとして19日午後2時から、福井テレビのアナウンサー、井上愛梨さんによる日本の昔話の読み聞かせがある。同展の観覧券が必要。

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