東御市のワイン生産者らでつくる団体「東御ワインクラブ」は9月1日、同市田中の多目的ホール「ラ・ヴエリテ」前の特設広場で「東御ワインフェスタ」を開く。7年目を迎える恒例の催しで、今年も東北信地方で造った数十種類のワインなどを楽しめる。
当日は、ヴィラデストワイナリーや、リュードヴァン、はすみふぁーむなど市内六つのワイナリー(ワイン醸造所)の他、委託醸造で個性的なワインを造っているブドウの生産者、市内外の飲食店が出展する。また、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、東御市が交流を深めている東欧モルドバ産のワインを飲めるブースもあり、同クラブ事務局は「ぜひ地元のワインと飲み比べてみてほしい」と話している。
ワインフェスタは2012年に初めて開き、徐々に来場者を増やしてきた。昨年は2千人以上が訪れ、毎年参加する人も多いという。
正午〜午後7時。ワインを飲む人は保証料500円を払ってグラスを借りる(返却後に返金)か、1個700円で記念グラス(限定500個)を購入する仕組み。各ブースではグラス1杯数百円でワインを販売する。