福井県福井市の福井工大福井キャンパス内にある校舎「FUTタワー」のイルミネーションの点灯式が12月3日行われ、デザインの考案などに携わった学生ら約20人が参加し、天の川をイメージした新たな装飾に目を輝かせた。
イルミネーションは同校を運営する金井学園が2008年から実施している。昨年まではクリスマスツリーをかたどったデザインだったが、電球が古くなったことや10年を節目にリニューアルすることにした。
環境情報学部デザイン学科の3年生からアイデアを募集し、木水美咲さん(20)の案が選ばれた。イルミネーションは縦23メートル、横15メートル。天の川をイメージして、青と白のストライプに大小46個のカラフルな星をちりばめた。
点灯式は福井市学園2丁目のハーツ学園店で行われ、学生らが点灯をカウントダウン。暗闇に星々が浮かび上がると大きな歓声に包まれた。木水さんは「自分のデザインが形になって感動」とうれしそうだった。
イルミネーションは日没から翌日午前0時まで点灯する。