開眼法要「お魂入れ」をしただるまなどの正月縁起物

開眼法要「お魂入れ」をしただるまなどの正月縁起物

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新年まで半月余り... 善光寺で縁起物に「お魂入れ」

信濃毎日新聞(2018年12月14日)

 新年まで半月余りとなった13日、長野市の善光寺で二年参りや初詣の授与品の開眼(かいげん)法要が営まれた。本堂の内々陣には赤や白、金色の大小のだるまをはじめ守護矢や熊手、お札など50種類の縁起物が並び、僧侶8人が般若心経を唱えて「お魂(たましい)入れ」をした。

 読経には寺事務局職員11人も参列。法要後、小林順彦(じゅんげん)寺務総長(53)は、2018年の世相を表す「今年の漢字」が「災」に決まったことに触れ、「平成の最後、新しい元号に変わる来年は、平穏な年になるよう願いを込めた」と話した。その後、名前の入っただるまを申し込んだ事業所と個人の計3組が手を合わせ、早速受け取った。

 正月の特別授与品には、新たに「金運招福」の金色をした紙のお札を追加。同日から来年2月11日ごろまでをめどに境内の授与品所に並べる。昨年12月31日と今年1月1〜3日には、計約54万1千人が参拝に訪れた。

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