しなの鉄道（上田市）は来年１〜３月に、観光列車「ろくもん」で「ワイナリーブランド号」を計５回運行する。従来のワインを味わう列車のプランでは、県内ゆかりのワインから４、５種類用意。今回は沿線にあるサンクゼールワイナリー（飯綱町）か、ヴィラデストワイナリー（東御市）のどちらかの商品限定で提供する趣向だ。沿線の活性化や長野産ワインの魅力発信を目指す。

　「サンクゼールワイナリー号」と「ヴィラデストワイナリー号」の２コース。両コースともワイン、シードル計４種類を楽しめる。料理は、各ワイナリーのレストランがワインに合う洋食を提供する。

　「サンクゼールワイナリー号」が来年１月５日、２月２３日、３月２３日、「ヴィラデストワイナリー号」が１月２６日、２月９日に運行。午後５時１４分に軽井沢駅を出発し、同７時１７分に長野駅に到着。両コースとも１万４８００円。

　１、２月分は予約を受け付け中。３月分は来年１月１日からウェブで、４日から電話でも受け付ける。問い合わせはろくもん予約センター（電話０２６８・２９・００６９）へ。