茅野市のちの観光まちづくり推進機構は5日夜、同市金沢小学校で初の「校庭スケートリンク体験」を実施した。小平奈緒選手(相沢病院)らが育った茅野のスケート文化を象徴する校庭リンクを観光資源に―と有料で企画。松本市の親子3人がスケートを楽しみ、氷の手入れなどの裏方作業も体験した。
同校では1959(昭和34)年から校庭リンクを造っており、地元の体育協会やPTAなどの会員が交代で製氷や整備をしている。今季は6日に児童らが滑り始める。
5日は一足先にリンクを開放し、3人は同協会員の指導で滑走。氷上を掃いたり、ひびに雪を詰めて補修したりする作業も体験した。
体験の参加費はスケート靴のレンタル代などを含め、中学生以上3500円、小学生2500円。1月中にあと7回開く。問い合わせは同機構(電話0266・73・8550)。