岡谷市のうなぎ料理店などでつくる「うなぎのまち岡谷の会」は20日、市内でウナギの供養祭を開き、絶滅の恐れが指摘されているニホンウナギ約3キロを諏訪湖に放流した=写真。
会員ら約30人が参加。脂が乗った冬場のウナギのおいしさをPRする市発祥の「寒の土用丑(うし)の日」(今年は今月28日)を前に、うなぎの食文化が続くことを願った。
ウナギの価格が高騰する中、もっと食べてもらうにはどうしたらいいか―。今野利明会長(50)は、岡谷は関東風に背中からさばいて関西風に蒸さずに焼くのが特徴だとし、「濃く、甘いたれと共に『岡谷風』として売り出したい」。