菅原道真をまつる福井県内の神社や伝承を紹介するギャラリー展=福井県福井市の県立歴史博物館

菅原道真をまつる福井県内の神社や伝承を紹介するギャラリー展=福井県福井市の県立歴史博物館

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天神様まつる神社を紹介 福井県立歴史博物館

福井新聞(2019年1月25日)

 菅原道真(天神様)をまつる福井県内の神社の一部を伝承とともに紹介するギャラリー展が2月26日まで、福井市の県立歴史博物館で開かれている。道真が彫ったとされる神像をまつる天満宮や道真の一族が建立したと伝わる神社など14カ所を写真と解説で巡ることができる。

 福井市天菅生町の菅原神社は、道真の左遷で落ち延びた一族が天神をまつったとされ、天菅生の地名もこの一族が付けたという。鯖江市西番町の天満神社は、都から流されて移り住んだ道真の三男の死後に従者が建立したとされる。

 道真の八女が預けられたと伝わる越前市粟田部町の了慶寺は一族の創建とされ、寺の屋根には本願寺の紋と菅原家の紋がある。

 道真が荘園を巡回したとされる小浜市からおおい町にかけては、道真が自ら彫ったと伝えられる神像をまつる天満神社(小浜市浅間)や天満宮(おおい町大島)があり、酒を供えると神像のほおが赤らむという。宝楽寺(同)には道真が梅の木を植えたとされる。

 同博物館の河村健史主任(53)は「天神様をまつる神社は多く、それぞれに面白いエピソードがある。地元の神社や集落を見つめ直してほしい」と話している。

 道真の命日(1月25日)に焼きガレイを天神様の掛け軸に供える嶺北地方独特の風習「天神講」、3月や5月の節句、七夕の際に天神像を飾る越前市などの風習も紹介している。

 ギャラリー展「ふくい天神伝説をめぐる」を見るには、常設展の観覧料(一般100円)が必要。

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