原村の八ケ岳自然文化園が今月、英語で天体を解説する「英語で星空観望会」を始めた。近年増えている外国人来園者に対応。英語字幕付きのプラネタリウムを園内の自然観察科学館で投影後、屋外に出て夜空に浮かぶ星座を英語で紹介する。
同園は夜空がきれいに見える立地を生かし、星空観望会を年10回ほど開いている。「英語で星空観望会」は2月2、23日と3月9日に企画。新たに制作した字幕付きプラネタリウムを投影し、屋外では同園職員による日本語解説を翻訳家が英訳する。
2日の観望会にはスコットランドと米国の各1人と日本人30人余が参加。冬の星座の輝きを楽しんだ。同園は「冬の八ケ岳山麓の魅力を伝え、外国人の利用増加につなげたい」とし、来年度以降も続ける考えだ。
2月23日と3月9日の観望会は午後7時45分〜9時。無料。予約不要で日本人も参加できる。