諏訪湖の本格的な観光シーズン到来を告げる諏訪湖開きが13日、諏訪湖周の岡谷市、諏訪市、下諏訪町でそれぞれ開かれた。諏訪市では、湖畔で安全祈願祭が開かれた後、遊覧船の無料乗船会があった。2隻の遊覧船に親子連れら計約300人が乗り込み、穏やかな春の日差しの下で約25分間の遊覧を楽しんだ。
2市1町の観光協会などの主催。諏訪市の会場には観光業者ら約40人が集まり、神事でシーズン中の安全とにぎわいを祈った。遊覧船の1日船長に任命された岡谷市の今井竜五市長は「諏訪湖を中心として、自然や温泉、文化といった魅力をしっかり発信していきたい」とあいさつした。
無料乗船会では、本年度に引退する亀を模した遊覧船「竜宮丸」も登場した。