ブタナを刈り取る福井精米の社員ら=6月2日、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

ブタナを刈り取る福井精米の社員ら=6月2日、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

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日本遺産から外来植物駆除 福井・朝倉氏遺跡

福井新聞(2019年6月4日)

 福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で6月2日、外来植物「ブタナ」の駆除が行われた。同遺跡は日本遺産に認定されたばかりとあって、福井精米(同市)の社員ら36人が、日本遺産ブランドにふさわしい環境、景観を保とうと作業に汗を流した。

 市一乗谷朝倉氏遺跡管理事務所によると、タンポポに似た黄色い花を付けるブタナは除草剤に強く、在来植物の生育を阻む。

 地域の美化活動に取り組む同社は、昨年も同遺跡の唐門前の広場で駆除を実施。今年は一乗谷川沿いののり面で作業に当たった。社員やその家族が鎌で一つ一つ丁寧に刈り取った。繁茂していたブタナが除去され、参加者は「きれいになった」「気持ちいい」と充実感に浸っていた。

 同社の社内行事プロジェクトリーダーを務める北山雅紀さん(38)は「日本遺産になった遺跡の景観、環境保全に貢献できるのはやりがいがある」と話した。同事務所の高木康行さんは「駆除には人手が必要な上、斜面は草刈り機が使いにくい。駆除してもらえるのは非常にありがたい」と感謝していた。

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