人工湖を黄色い花で染めるアサザ

人工湖を黄色い花で染めるアサザ

長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪 花・紅葉

黄色いアサザ、初夏に彩り 白樺湖畔の人工湖

信濃毎日新聞(2019年6月26日)

 茅野市と立科町境の白樺湖畔にある人工湖「ミニレマン湖」で、浮葉植物アサザの花が咲き、観光客の目を楽しませている。晴天が広がった25日は、人工湖を染める黄色い花々が強い日差しを受けて輝いていた。

 人工湖は白樺湖の北にあり、管理する「池の平ホテル&リゾーツ」(立科町)によると、広さは約7千平方メートル。アサザは約20年前に植え、水面の4分の1ほどを覆っている。18年春には人工湖に面したテラスと湖周の遊歩道が完成し、「より間近に楽しんでもらえるようになった」と担当者。今年は例年より10日ほど遅い6月中旬に咲き始め、8月まで見頃が続くという。

 アサザは県版レッドリストで絶滅の危険が増大している絶滅危惧2類に指定されている。岐阜県垂井町から家族4人で訪れた原富子さん(68)は「あまり見たことがない花だが、かわいらしい」と話していた。

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