長野市は27日、長野冬季五輪スピードスケート女子銅メダリストの岡崎朋美さん(47)を、長野市初のスポーツ大使に任命した。都内での任命式で岡崎さんは、住民と交流しながら運動の楽しさを伝えるとし、「お世話になった長野に恩返ししたい」と意気込んだ。
岡崎さんは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。吉本興業東京本部で任命書を渡した加藤久雄市長は、30代、40代の住民がスポーツに親しむ機会が少ないとし「岡崎さんなら市民と楽しみながらスポーツ熱を高めてくれる」と期待した。
岡崎さんは9月以降、市内で開くスポーツ関係のイベントに参加する予定。「スポーツの楽しさや健康になれるとアピールし、笑顔になってほしい」。今冬、生涯スポーツの国際マスターズ大会のスピードスケート競技に挑戦すると明かし「いつか長野のエムウェーブで大会を開いてもらいたい」と注文した。
任命式には同じ所属先のお笑い芸人で、長野市出身の「もう中学生」さんも登場。長野マラソンを題材にしたネタを披露し、自作の金メダルを岡崎さんに渡した。