福井県永平寺町シンポジウム「禅からZENへ」のポスター

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「禅」生かすまち探ろう 福井、永平寺町で27日シンポ

福井新聞(2019年7月6日)

 福井県永平寺町シンポジウム「禅からZENへ」は7月27日、同町の福井県立大永平寺キャンパス講堂で開かれる。大本山永平寺に代表される禅文化を生かした令和時代の新たなまちづくりについて、講演やパネル討論を通じて考える。

 県、永平寺町、大本山永平寺が連携し、2014年度から進めてきた永平寺門前再構築プロジェクトが、宿泊施設「柏樹関(はくじゅかん)」の26日開業で一つの節目を迎えることから町が企画。門前につながる遊歩道では自動運転車の実証実験が行われ、禅文化の歴史と最先端技術が共存する中、新たなまちづくりの在り方を探るのが目的だ。

 特別講演として国土計画協会長で東京大の伊藤滋名誉教授が「世界の地方を歩く」と題し、世界や日本の地方でのまちづくりなど事例を交えながら語る。

 パネル討論では、福井県立大の進士五十八学長や大本山永平寺の小林昌道監院、福井県経営者協会の前田征利会長、永平寺町の河合永充町長がパネリストとなり、「永平寺禅境と禅の里・禅のまち」と題して地域資源を生かしたまちづくりの方向性や課題を探る。司会はフリーアナウンサーの福田布貴子さんが務める。

 午後1時半から同5時まで。入場無料。町が参加者を募集している。同5時半から県立大レストランで開かれる交流会は2千円が必要。いずれも事前申込制だが、シンポジウムは当日参加も受け付ける。

 問い合わせは町商工観光課=電話0776(61)3921。

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