茅野市の蓼科高原にある三つの観光協会が13日、同高原の観光スポットを題材にした写真コンテストの作品募集を写真共有アプリ「インスタグラム」を使って始める。涼しい、爽やかといった同高原のイメージを若年層に広める狙い。9月30日まで募集を受け付け、優秀作品に賞品を贈る。
被写体は蓼科湖や大滝、乙女滝、北八ケ岳、御射鹿(みしゃか)池、白駒池などを想定している。応募する人は、蓼科温泉旅館組合のアカウントをフォローした上で、ハッシュタグ(検索目印)の「#蓼科はたてしなと読む」「#蓼科涼しい」の両方を明記して写真を投稿する。観光協会役員が審査で優秀作品を決め、50人にJTBの旅行券(5千円分)を贈呈する。
コンテストは昨年に続いて2回目。地元の観光まちづくり会社が2016年にインターネット上で調査したところ、40代以下の2人に1人は蓼科高原を訪れた経験がなく、蓼科の読み方も知らなかったために考案。昨年は県内外の約650人から応募があり、好評だったため継続を決めた。問い合わせは蓼科温泉旅館組合(電話0266・67・2222)へ。